五足の靴

明治40年7月30日から8月17日まで五足の靴、与謝野寛(35歳)、北原白秋(23歳)、木下杢太郎(23歳)、平野万里(23歳)、吉井勇(22歳)の五人の詩人たちが九州を訪れた。

この五人が交互に執筆し東京の二六新聞に『 五足の靴』という名の紀行文として連載された。

天草には8月8日長崎県茂木港から富岡に渡り一泊し翌日9日富岡から大江まで約32キロの山系を歩いた。
その大江で他で紹介した、大江天主堂のガルニエ神父を訪ね、神父の生き方に深い感銘をうけた。

その後五人の文学活動で、与謝野寛「みやびを」、北原白秋「天草雅歌」「雅宗門秘曲」、木下杢太郎「天草組」、平野万里「領巾振山」、吉井勇「悲しき海」などキリシタンの歴史、異国情調を漂わせた。
彼らの歩いた道は「五足の靴文学遊歩道」として一部整備されている。